菅内閣の少子化対策について
こんにちは。最近ブログの更新をする時間がなくなってきているぶ~子です。
今日は、先日あった菅首相の所信表明演説であった少子化対策についてお話したいと思います。
内容はというと、待機児童の解消や女性の社会進出に伴う問題の解決など真新しい話はなく、真新しいといえば、不妊治療の保険適用の実現といったくらいです。
で、この不妊治療の保険適用が果たして少子化対策になるのかといったら、政治の素人である私的には、わずかながらの出生率は上がるかもしれないが、まあまずそんなに効果はないと思う。(もちろん、不妊治療の保険適用には大賛成ではあるけれども。)
というのも、果たして不妊治療を今現在、何組のカップルが受けているだろうか?第15回出生動向基本調査(2015年)によると、不妊の検査や治療を受けたことのあるカップルは5.5組に1組らしいです。
また現在、公的な助成金もすでに存在しており利用されていることからも効果が薄いことが自ずと予想できます。
ですので、個人的には不妊治療の保険適用ももちろん大事ですが、加えて教育費の負担軽減を図ってもらいたいと思います。
国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査」2015年によりますと、理想の子ども数の平均は2.32人で、理想の子ども数を持たない理由のトップは「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」という経済的な理由が最も多いからです。
なので、手っ取り早く出生率を上げようと思えば、児童手当の額を上げるなり、学費で高額となる大学の授業費などを減額するなどを講じるべきだと思います。
前任の少子化対策担当相である衛藤晟一参院議員が言われていたように児童手当を増額すればこの少子化問題がだいぶ解決するのだろうと思っていたのですが。
今現在は児童手当の増額は財源の関係で、実現はないみたいです。
以上、長々と話しましたが、今のところ少子化対策という点において菅内閣はそんなに真新しい点はなかったので、今後の政策に期待したいと思います。